環境構築不要で社内講師の負担軽減!挫折を防ぐ新入社員研修

環境構築不要で社内講師の負担軽減!挫折を防ぐ新入社員研修
OVERVIEW

株式会社ジャパンコンピューターサービス 様

1981年創業以来、システム設計・開発、インフラ設計・構築、保守・運用まで、システムに関連する全てを請け負っているシステムのトータルサービス企業。

(参照URL:https://www.japacom.co.jp/

目的    
GOAL
  • 新入社員教育で、講師の負担を減らしつつ、効果的な学習を目指したい
課題    
ISSUE
  • 教材や環境構築の準備などをすべて講師が担当しており、負担が大きかった
  • 新入社員が挫折感を感じてしまうような教材があった
結果    
RESULT
  • 講師負担が減り、時間の余裕が生まれた
  • 新入社員が挫折を感じることなく、プログラミングに慣れ親しむことができた
株式会社ジャパンコンピューターサービス 様
株式会社ジャパンコンピューターサービス 様

1981年創業以来、システム設計・開発、インフラ設計・構築、保守・運用まで、システムに関連する全てを請け負っているシステムのトータルサービス企業。

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環境構築がいらないので、最初のハードルも講師負担も限りなく下げられる

Q. Progateを導入した背景を教えてください。

山田氏:新入社員研修で活用しています。

Progateを選んだ理由は学習のハードルが低くなるのが一つ。環境構築がいらないので、最初のハードルを限りなく下げられるのが魅力でした。いきなり難しいと心折れてしまいますが、Progateなら心が折れない。

もう一つがコストパフォーマンス。料金も他サービスに比べて非常に安いのが魅力でした。

講師は社員が担当するので、講師がつくサービスは考えていませんでした。教材だけ提供してくれる、かつ、Web上で学習できるもの。

元々、新入社員用の教材は社員が作ったものと書籍を組み合わせて活用していました。ただ、作成する講師によってクオリティの差が生まれたり、そもそも講師側の負担も大きかったんですよね。教材の準備の負荷も減らしたかったんです。

いざ研修を始めるときに全てのPCの環境を確認するのですが、使うPCによってはバージョンが違うものがあったりして、準備に2日近くかかっていました。だから環境構築がいらないのは魅力でしたね。

Progateを導入したのは2020年だったので、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令された時期でした。リモート環境で研修を行うことになったのですが、リモートで環境構築を行うのは、辛すぎます。考えただけでも怖いです(笑)。

リモートになることをわかっていてProgateを導入したわけではないのですが、結果的に良かったですね。

Q. 具体的な導入方法について教えてください。

山田氏:研修の事前準備は1ヶ月ほどかけています。ツールや端末の準備、講師側のすり合わせやスケジュール決めなどですね。

研修にはProgateと「Track」というツールを活用しています。

Trackにも教材はついているのですが、未経験者には厳しいし、経験者でもちょっと厳しいレベルなんです。習熟度を測れるスキルチェックの利用がメインですね。

Progateに関してはゲーム感覚でできるので、講師側にも受講側にもほとんど説明は不要でした。

研修は理解に導いてあげるのが重要。画面共有しながら説明して、理解までに3時間以上かかることも

Q. Progateの活用方法と研修の実施方法を教えてください。

薄田氏:研修は4月から5月末まで、2ヶ月の期間で行います。

必修でやっているレッスンはJava、HTML&CSS、JavaScript、SQLです。配属先によってはPHPもやってもらっています。

基本的には1つの言語を2〜3日で習得してもらう、セルフラーニングで進めています。自分の力で学習してもらい、わからないときはチャットで質問をもらいます。専用の質問チャンネルを開設していて、そこに書き込んでもらうスタイルです。オープンにすることで、他の人の学びにもなりますから。

チャットの文面だけで解決できない時は、通話をつないで会話しながら解決まで導いています。Javaのレッスン時は質問が多かったですね。他の言語と比べると少し難しいので。

研修時の講師は2名、サポートメンバーは4名います。サポートメンバーは主に入社2年目の社員が担当していて、サポート業務はチャット質問への回答です。1日10件くらいの質問に答えていると、平気で1時間を超えますが、他の通常業務をうまく両立してもらっています。

画面共有しながらソースを見て説明を繰り返しても理解できなくて3時間以上かかることもあります。躓いている部分に対応するソースコードを送って、貼り付けて動くのを見てもらって、なぜ動いたのか理解できるように、根気強く対応しています。

やっぱり未経験だと流れ図が理解できないので、そこを一つ一つ紐解いて理解に導いてあげるのが重要なんじゃないかと思います。

Progateの受講レッスンの順番は、Java、HTML&CSS、JavaScriptです。

最初にスタンダードなJavaでプログラミングの基礎を学んだうえで、他の言語を吸収するというステップを踏むための流れです。

3つの中ではJavaが一番難易度が高いので苦戦はしますが、次のHTMLでプログラミングできるかも!と思ってもらうことができています。

Progateの理解のしやすさもあって、挫折せずに少しずつ自信をつけながら学習できています。

答えは教えず、自立自走を促すのが理解力を高める秘訣

Q. 教え方で工夫していることを教えてください。

薄田氏:答えを教えないようにしています。答えのソースコードを教えるだけなら簡単ですよね。でも僕はソースコードだけを教えても、学習している人のためにはならないと思っているので、コードは本人に書いてもらいます。

学習に必要で足りない知識は、自分で調べて身につけられるように促しています。それでクリアできた時に、きちんと褒める。めっちゃいいやん!って。

Q. 教育者の立場から、Progateを導入して良かった点を教えてください。

薄田氏:講師側が準備することが減ったのが一番ですね。

Progateを導入する以前は最初に環境構築してもらうために、まず自分で環境構築して、手順書を作成していました。通常業務に取り組みながら行っていたので、本当に大変で。

今は教材の内容と進め方しか話していません。圧倒的に時間が増えました。

あとは、以前は研修時に「この子、危なそうだな」と挫折しそうな子をすぐ見つけられたんですよ。Progateを導入してからそういう子を見かけることが減りました。プログラミングに挫折したり、拒絶反応を起こす子が減った気がします。

IT知識を高めるのにプログラミングは良い選択。論理的思考力も養うことができる

Q. 最後に、プログラミング学習を行うメリットについて教えてください。

山田氏:最近はDXという言葉をよく聞くようになりましたが、ビジネスの知識とITの知識、この2つが重要になってくると思っています。IT知識を高める一環として、プログラミングを学ぶのはとても良い選択肢なのではないでしょうか。

例えば開発を外注する人は、プログラミングがどういうものか理解することで、受注する時に発注側と共通理解ができるので、より良いものを作りあげられるはず。プログラミングは仕事や社会の発展に役立つスキルです。ぜひ学んでみてください。

薄田氏:僕個人としてプログラミングを学んで良いと思うのは、論理的思考力が養われることです。プログラミングは順番に積み重ねないとうまくいきません。思考を整理して積み立てていくことがとても重要です。

こういった論理的思考力を養うことができるのが、プログラミングの一番価値が高いところだと思っています。

仕事に活かせるプログラミング学習をはじめよう

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