武蔵大学 国際教養学部
国際教養学部は1学科2専攻から成り、リベラルアーツ&サイエンス教育(人文社会科学・自然科学を広く含む総合科目、専門科目、外国語科目)を軸にした総合的な学びと、英語で行う授業により専門領域を極めることができる学部。EM専攻では武蔵大学の学位と並行して「パラレル・ディグリー・プログラム(PDP)」でロンドン大学の経済経営学士号の取得も可能。
(参照URL:https://www.musashi.ac.jp/)
武蔵大学 国際教養学部
国際教養学部は1学科2専攻から成り、リベラルアーツ&サイエンス教育(人文社会科学・自然科学を広く含む総合科目、専門科目、外国語科目)を軸にした総合的な学びと、英語で行う授業により専門領域を極めることができる学部。EM専攻では武蔵大学の学位と並行して「パラレル・ディグリー・プログラム(PDP)」でロンドン大学の経済経営学士号の取得も可能。
(参照URL:https://www.musashi.ac.jp/)
江戸時代に言われていた読み書き算盤は、いまや英語とプログラミングになっている
国際教養学部は4年間、英語のみで卒業できるのが特徴の学部です。もともと武蔵大学経済学部にはロンドン大学の学位がとれるPDPというプログラムがあり、それと人文学部にあった英語の能力強化を目的としたGSC(Global Studies Course)というプログラムをあわせて学部を作ったのが国際教養学部なんです。
グローバルスタディーズ専攻は専任教員10人中8人が外国出身の先生で、英語力を磨くことができます。入学前の教育ガイダンスから英語のみで説明しているので、はじめは顔面蒼白の新入生もいますね(笑)。
今年はグローバルスタディーズ専攻の新入生だけでしたが、来年度からは経済経営学専攻の学生さんにもProgateで学ぶ機会を提供したいと考えています。
・プログラミング学習を提供している理由はなんでしょうか?
ロンドン大学でもデータ・サイエンスの学位を取れるプログラムを最近始めており、プログラミングに力を入れていること、プログラミングは論理的思考力を涵養するのに優れていること、PDPやGSCの卒業生が外資系のIT企業に就職する人が多いこと、この3点です。いままでの卒業生はトレンドマイクロ、アクセンチュア、セールスフォースなどに就職しています。
江戸時代に言われていた読み書き算盤は、いまや英語とプログラミングになっていると感じます。ある程度は在学中にできるようになったほうがいい。プログラミングは私の専門外なので、他の人のアドバイスなどを聞きながら試行錯誤しながら進めています。今回は課外講座として導入していますが、いずれは正規授業化していきたいと思っています。
プログラミングができるのとできないのでは、徒歩とスポーツカーくらいの差が生まれる。プログラミングは誰もが使えるスキル
やはり、仕事の生産性が大幅に上がることは否定できませんよね。エクセルのマクロを組めるだけでも、仕事にかかる時間が非常に変わる。Pythonができるのであればさらに効率化できるし、SQLでデータベースを操作できたらもっといい。
プログラミングができるのとできないのでは、徒歩とスポーツカーくらい到達地点に差があるのではないでしょうか。必ず活きるスキルになるので、ぜひ学生の皆さんに身につけて欲しいですね。
プログラミングなどのIT分野におけるリテラシーや知識は、日本はかなり遅れていると思います。去年、経済学部にいたときに私のゼミでもProgateを導入してプログラミングを学んでもらっていました。学生が言っていたのは「数学ができないとプログラミングはできないと思っていた」ということ。そんなことはないし、プログラミングは誰にでも開かれたスキルなのですが、その認識がない。文系の学生にもやればできるという認識を持ってもらいたいですね。
価格の安さ、言語の数、導入の手軽さですね。色々調べてみましたが、どれも値段が高かったり、学べる言語が少なかったり。Progateは学べる言語が多いのに安価なのが良かったですね。
プログラミングの様々な言語ってイタリア語とスペイン語のようなもの。言語が違っても似ている部分が多いので、一つ学ぶとそれ以外の言語も学びやすくなります。はじめは色々な言語に触れてみて、自分にとって、いま一番重要なものを学んで貰えばいい。そう言った意味でもProgateは始めやすかったですね。
プログラミングは美しいもの。その面白みを子供たちに教えられる人じゃないと、熱中してくれる人は減ってしまうのでは
プログラミングは、日々進歩していくものですよね。言語の流行も変わっていきます。現場に近い人の知識をいかに活用できるかという点が重要だと思います。
小中学校ではプログラミングが義務教育化されていますが、一般の先生には荷が重い。先生が教科書で教えていくのではなく、Progateのような教材を使うとか、日々技術に触れている人から教わる方が、教師も生徒も良いはずです。考え方は英語と同じです。全く英語が話せない教師が教科書に沿って教えているのと、ネイティブが教えているのでは段違いです。
よくできたプログラミングは美しいもの。その面白みを子供たちに教えられる人じゃないと、熱中してくれる人は減ってしまうのではないでしょうか。教師の熱量が子供にも伝わると思います。是非プログラミングを心から愛している人に指導してもらいたいですね。
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