ビジネス職がデータを出し、自分自身で分析!Progateが取り組む「SQL勉強会」

ビジネス職がデータを出し、自分自身で分析!Progateが取り組む「SQL勉強会」
OVERVIEW

株式会社Progate

Progateは全くの初心者から創れる人になるまでの学習の道のりを、オンラインレッスンで提供しています。

目的    
GOAL
  • ビジネス職のSQL知識向上
課題    
ISSUE
  • 業務に携わっていないエンジニアが、その業務のデータを出して分析するとなると、分析したい背景やデータの中身の知識などのキャッチアップが必要になり、分析までに時間がかかる
結果    
RESULT
  • ビジネス職がデータを出し、自分自身で分析できるようになり、新たな施策や戦略が立てやすくなった
株式会社Progate
株式会社Progate

Progateは全くの初心者から創れる人になるまでの学習の道のりを、オンラインレッスンで提供しています。

Q. SQLとは?

SQLはデータベースを操作するための言語です。SQLを使うことで膨大なデータを効率的に操作することが可能になります。

SQL勉強会に参加した大粒来さんに話を聞きました。

Q. SQLを学習した理由を教えてください。

最初はエンジニアにデータ分析を依頼していました。でもそこそこ頻繁にデータを使っていたので何度も依頼するのが申し訳ない気持ちにもなってしまって。コミュニケーションコストもかかって時間がかかってしまう。自分でSQLを活用できるようになれば機動性が高まると思って、学び始めました。

私のSQLレベルはProgateを終えた程度ですが、簡単なデータを出すのには困りません。ある程度の知識はついていますが、わからないときはProgateで復習しています。ネットで調べることもできますが、ネットだと情報量が多いんですよね。欲しい情報にたどり着けなかったりする。Progateのスライドで復習しているんですが、Progateのスライド検索機能は手軽で確実なのでおすすめです。

Q. 営業職、ビジネス職がSQLを学ぶことによるメリットとは?

データが身近になることですね。毎回エンジニアに依頼すると、手間も時間もかかります。いちいち依頼するのは面倒だったり、申し訳ない気持ちから、必要最低限しか依頼できませんでした。

でも自分で書けると、細かなところまで試行錯誤ができます。SQLを活用できるようになったことで、今まで見えてこなかった数値が出てきて、データドリブンな営業活動ができるようになりました。

たとえば商談をしているときに、こういう使い方がよくされてるな、と気付いても多数の事実かわかりません。あくまで肌感覚。でもデータでエビデンスがとれると信憑性が高まります。経験や勘に頼らず事実に基づいて動けるようになって、的外れな動きが減りました。

最近は、過去の顧客リストを出したり、ユーザーの皆さんの利用状況を知るためにデータを見ることが多いです。本当にちょっとしたデータですが、これをエンジニアに依頼していたら、動きが遅くなる可能性が高いと思います。

Q. SQLを学習する人へ、アドバイスをお願いします。

仮説があってもそれが本当かどうかって、データがないとわかりませんよね。仮説のままだと、この施策が正しいか、果たして意味があるのかもわかりません。

データを読めるようになることで、間違った方向に進むことを減らすことができます。仮説をデータで裏付けて施策を実行して、施策がうまくいったのかデータを見て確認するという流れで業務をまわすことができるようになります。

データを扱うスキルは今後のキャリアに役立つスキルになります。私にとってSQLは必須スキルです。少しでも、なんらかのデータを扱っている人はSQLを学ぶ意義があると思います。

勉強会を開催した穴澤さんに話を聞きました。

Q. SQL勉強会を開催した理由を教えてください。

僕が所属するData Strategyチームは各チームが求めるデータ分析をやっています。

データ分析にあたって業務を理解できていないと、正確なデータ分析はできません。たとえば営業関連のデータ分析をする際には、営業がどういう業務をしているのか知らないといけないし、経理業務のデータ分析では、請求書払いのロジックを知らないといけなかったり。業務を深く知らないと、必要なデータが出せないことが多いんです。データ分析のためには多くのチームの業務を知って、さらにその中の多くの人たちの仕事を知る必要がある。

これはData Strategyチームが全ての業務を理解するより、業務を理解している人がSQLを理解した方が早いと気付いたんです。

最近はSQLを書かなくてもデータ分析をできるツールがたくさんありますし、流行していますよね。でも、ツールが変わる度に使い方を学び直す必要がありますし、そのツールを使いこなす努力と簡単なSQLを書けるようになる努力はそんなに変わりません。

それなら、SQLを書けるようになった方がいい。

SQLは1970年代に誕生して、現在まで文法がほとんど変わっていない言語です。SQLは一回覚えてしまえば、腐ることがないんですよね。SQLを使えるようになれば、その人にとって必ずプラスになります。

そこで、SQL勉強会を開催することにしました。

幸い、Progateがありますからね。ProgateのSQLレッスンを全部終えていたら、続きの話からスタートできます。Progateの学習で文法などの基礎知識はみんな理解できているので、実践的な内容から始めることができました。

Progateがなかったら参加者のレベルがわからないので、どこからどのように教えればいいかわからず大変だったと思います。

Q. ビジネス職がSQLを活用できるようになるメリットとは?

速さと正確性があるので、業務効率につながりますし、戦略も立てやすくなります。SQLでデータを抽出できる環境がある会社の人は全員活用できるようになるといいと思います。

管理部門のマネージャーが今後の経営戦略を立てることにもSQLを活用していました。過去数年にわたるユーザーの学習状況や、コンテンツの利用状況など、チームを跨いでいるデータもSQLなら一気に取得できます。

解約率や契約率に相関がある要素の仮説を立てて検証を繰り返していましたが、例えばこれらをエンジニアに任せていたら、すごく時間がかかっていると思います。「このパラメータと契約履歴を紐付けたデータを出してください」と依頼して、出てきたデータから相関が見出せなかったら、また改めて仮説を立てて依頼し直して…と、何度も依頼することになりますよね。もう1年過去に遡ってデータを見たいと思っても、小さな変更で何度も依頼するのは気が引けてしまうし、時間もかかる。自分で書けるようになると仮説検証のスピードが上がりますし、結果的に経営のスピードも上がると思います。

もっと簡単なところでいうと、最近、経理担当が返金について手作業でスプレッドシートで計算していたものをSQLでできるようにしました。手作業には間違いやミスが必ず発生しますが、SQLを活用すれば一瞬で終わる上にデータも正確です。

この手の集計は、SQLでやったほうが圧倒的に楽です。毎日、手でデータを入力するって、本当に大変ですよね。担当者がSQLでこういった集計をできるようになると、作業が楽になるはずです。SQLなら仮説と検証を繰り返すこともできますしね。

Q. SQLを学ぶにあたって、アドバイスをお願いします。

データ分析には「事実を明らかにする集計」「未来予測をする分析」「人間には法則性がわからないけど未来予測ができるデータサイエンス」がありますが、ビジネス職は最低でも集計ができると良いと思います。さらに一つ上の分析までできると、管理職やチームをまとめる人、戦略を立てる人にとって大きな武器になると思います。

Progateは代表自らSQLを活用して分析していますが、それがスピード経営につながっていると思います。データさえ読めれば、使い方は無限です。

SQLを学ぶためにはSQLが処理できる環境が必要なのでパソコンですぐ学習できるものではありませんが、Progateの場合はブラウザだけで学習できるので簡単です。

SQLも他のプログラミング言語もあくまでも道具なんです。たとえば英語を勉強しようとしても、全員が同時通訳を目指すわけではありませんよね。プログラミングも英語と同じように、遊びにも仕事にも使える、人生に役立つ汎用性の高いスキルです。

ぜひ学んでみてください。

仕事に活かせるプログラミング学習をはじめよう

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