2023
07
20

「プログラミング学習はゲームに似ている」。スキルの獲得でアイデアの幅が拡大した

「プログラミング学習はゲームに似ている」。スキルの獲得でアイデアの幅が拡大した

「僕には絶対できないと思っていました」。そう語るのはライオン株式会社に所属する宇野 大介さん。テクノロジーを学びたいとTech0 BootCampに参加し、Progateを活用しつつゼロからプログラミングを学んだといいます。

今回は、未経験からプログラミングを学び始めたきっかけや、スキルを活かせるメリットなどについて詳しくお話を伺いました。

宇野 大介(うの だいすけ)さん
元ライオン株式会社 イノベーションラボ所長

1990年 ライオン株式会社入社。約20年 歯磨剤の製品開発に従事、その他ブランドマネージャー、生産技術マネージャーを経験。2018年新規事業創出をミッションとしたイノベーションラボを立ち上げ、所長としてラボを運営。大企業連携によるオープンイノベーションを志すpoint0の取締役を兼務していた。

この記事はこんな人にオススメ!
👌
  • 新規事業に携わっている
  • オープンイノベーションを推進している
  • プログラミング学習に抵抗をもっている
目次

自分でできるようになりたい。テクノロジーを学び始めたきっかけ

はじめに、現在のお仕事について教えてください。

現在は人事異動で別の業務をしていますが、2022年末までは新規事業創出を行うイノベーションラボの所長として、5年間ほど新規事業の立ち上げ業務に携わっていました。

数多くの新規事業の立ち上げ支援に携わっていた宇野さんですが、テクノロジーを学ぶ『Tech0 BootCamp』を受講されているとお聞きしました。テクノロジーを学びたいと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

顧客の抱える課題を明確にし、MVP(Minimum Viable Product)を形にするなかで、実際の開発業務などは外部に委託することが多くて。ただ、外部委託となると時間的コストも経済的コストも必要になるので、内部でできるようになりたいという気持ちがずっとありました。

そんなときTech0に出会って、テクノロジーを学び始めることに。Tech0を受講するなかで、Progateも活用しています。

実際に業務でプログラミングを活用される場面もあるのでしょうか?

僕の場合は、新規事業を立ち上げたい顧客に対して概要を説明し、課題を明確にしたうえでブラッシュアップしていくんですが、その際に簡単なWebサイトやWebアプリを作成したり、LPを作成したりする際にプログラミングを活用していますね。

「自分にはできない」が「楽しい」へ変化した

プログラミングの知識やスキルがないところから学習を始められたのですね!実際に挑戦し始めた当初は、いかがでしたか?

とてつもなくハードルが高かったですね。

Webサイトをみるとき、右クリックで検証画面を開くことができますよね。あるとき僕は間違えて検証画面を開いてしまったんですが、「PCを壊してしまった……」と思うほど、ITのリテラシーが低かったんです。

Progate mediaの検証画面

そのような状態だったので「自分には絶対できない」「プログラミングは特殊技能を持っている人の特権だ」と思っていました。

実際に学び始めると、その考えは変化しましたか?

やってみると「意外といけるかも」と思いましたね。

最初のきっかけとしてProgateに挑戦してみたんですが、Progateはスモールステップで、やったことがすぐ反映されるので、達成感がありました。それに、意外と楽しくて。

僕は趣味でゲームをよくやるんですが、Progateがゲーム感覚なのもマッチしていたのかもしれません。

実際にプログラミングスキルを活用して、何か作成されましたか?

自己紹介のWebサイトを制作しました。最初は言われるままに書いて、貼って。一応Webサイトは完成しましたが、何か味気なくて……。そこから、インターネット上のWebサイトのコードを活用してみたり、応用してみたりして、かっこいいWebサイトにブラッシュアップしていきました。

実際にWebサイトを作成されたんですね。素晴らしいです!

もともと趣味で自分の名前がくるくる回るような、3Dモデルのデータを持っていて。「これはきっとWebサイトに入れられるはずだ!」と色々調べながら、実際にWebサイトに入ったときは、大きな達成感がありましたね。

プログラミングは新たなビジネスを生み出す鍵になる

プログラミングを学ぶメリットを感じた場面はありましたか?

今まで理解できなかった会話の内容が、理解できるようになったことは大きなメリットですね!例えば、自社で内製できないものを外部に依頼する際も、営業担当者が話している内容が理解できるんです。今までは言っていることがさっぱりわからず、提案されたことに対して「じゃあ、それでお願いします……」となるケースもありました。

あとは、Webサイトの検証画面を間違って出しても、もう驚かなくなりました(笑)。

それは大きなメリットですね!

他にも、日常生活のなかで何となくみていたアプリやWebサイトに対して、「裏側はこうなんだな」「こう動いているんだろうな」と想像がつくようになったので、発想の幅が広がるような気がしていますね。

新規事業の立ち上げという文脈でも、プログラミングは新たなビジネスにつながるような素晴らしいスキルだと感じています。

学びはゲーム感覚!パーティーメンバーを集めてクエストに挑む

プログラミングの学習については、Progateをご使用いただいた以外には実践ベースが多かったのでしょうか?

そうですね。そもそも、Tech0自体が実践ベースのカリキュラムを組んでいることもあり、とにかく実践あるのみ!でコードを書いていきました。

なるほど。学習するうえで役に立った方法などがあれば教えてください。

Tech0 BootCampには、個人ワークだけでなく、グループワークのシステムがあって。ゲームでいうところの、“パーティーメンバー”ですね。

その同じグループのメンバーと励ましあったり、進捗を共有したりするのですが、仲間がいる点は学習するうえでとてもよかったなと思います。

メンバーの進捗が見えると、「あの人忙しそうなのに頑張ってるな」とか、「やばい僕全然進んでない」とか、いい意味でプレッシャーがかかるのですごくよい環境です。実際に、Tech0のようなスクールを活用しない方でも、SNSやコミュニティなどで一緒に頑張れる仲間を作るのは1つの方法としておすすめです。

なるほど!確かに、パーティーメンバーをつくることは効果がありそうです。

だから本当にゲーム感覚なんですよね。個人でやるクエストもあるし、難易度の高いクエストはパーティーメンバーと乗り越える。個人のレベルが上がると、自然とパーティーのレベルも上がっていく。

いい意味のプレッシャーをかけあいながら学べる環境は、僕にぴったりでしたね。

できないと思っていても、意外とできちゃうもの

プログラミングスキルを学んだ先にどうなっていきたいのか、宇野さんなりの目標があれば教えてください。

交渉ごとに活かしたり、アイデアの幅が広がったりなど、色々な面で活かしていきたいですね。あとは、はじめに制作したWebサイトをもっとブラッシュアップしたいのが直近の目標です。

最後に、これからプログラミングを学ぶ方、プログラミング初心者の方へ向けてメッセージをお願いします。

できないと思っていても、やってみると意外とできちゃいますよと伝えたいですね。僕、55歳なんです。そんな僕でもちょっと苦労するけどスキルを身につけられるので、きっとみなさんも大丈夫だと思います。

ゲームが好きな人は僕のようにゲーム感覚でやってみるのもおすすめです!個人的に、難しいクエストをクリアした感覚と、自分が書いたものが形になる爽快感は似ていると思っていて。敵を倒すのは大変ですが、やっていれば必ずクリアできるので、ぜひ根気強く取り組んでみてください。

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